日本共産党は、自民党や民主党などと違った、異質の政党です。日本共産党に入党するとは、日本共産党と人生の歩みを重ね合わせることを要求されます。

毎週、支部会議があって、日本共産党の中央委員会の方針や声明を、長い時間をかけて読み合わせをし、「学習」することから会議は始まります。この学習と決意表明、具体的な行動化に会議の多くの時間は割かれます。

党の役員になると、毎月、まる一日の会議があったりします。早朝は、赤旗日刊紙各家のポストへの配達、昼休みは宣伝活動、夜は集会、週末はビラまきや会議で、自分の時間のすべてが日本共産党となります。

日本共産党につぎこむお金も高額で、党費は実収入の1%ですから、それに党員が購読することを義務付けられている赤旗代金、日本民主青年同盟援助金などを加えると、毎月、1万円近くとなります。自民党費、年間、5千円と比較すると、たいへんな違いです。